武漢のCOVID感染者、公式数値の3倍と中国研究
By Reuters Staff
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上海(ロイター) – COVID-19 が最初に確認された中国武漢市での感染者数は公式数字の3倍程度になっているかもしれないと、市在住の中国研究者が研究していると伝えた。
木曜日にPLOS Neglected Tropical Diseases誌に掲載されたこの論文は、2020年3月から5月まで中国各地の場所から採取した6万人以上の健常者の血液サンプルを分析した。
それによると武漢の人の1.68%に、COVID-19を引き起こすウイルス、SARS-CoV-2の抗体が含まれていたが、0.
市の総人口が1000万人以上であることから、研究者は、公式の入院患者数50340人に対し、16万8000人もの武漢市民がウイルスに感染していると推定している。
この研究では、全体の少なくとも3分の2は無症状であり、数千人が臨床例の「排除」後に感染した可能性があり、ウイルスが入院を引き起こすことなく長期にわたって地域社会に存在する可能性があることが示唆された。
先月末に中国疾病予防センター(CDC)が発表した別の研究では、武漢の「血清有病率」(抗体を持つ人口の割合)は4.43%とさらに高く、同市の約50万人が感染した可能性を示唆している。
COVID-19 は2019年末に武漢で確認されており、最初の集団感染は市内の水産市場に関連するものである。 中国は2020年1月23日にようやく武漢と湖北省の他の都市を封鎖したが、批評家はもっと早く行動すべきだったと言う。
中国はウイルスの早期処理に対する批判を退け、当局は現在、武漢での発生の数ヶ月前にヨーロッパで循環していたことを示唆する海外の調査を指摘している。
世界保健機関の10人のチームはCOVID-19の起源を調査するために今週中国に到着する予定だったが、まだ入国の許可が下りていない。
中国本土で現在までに確認されているCOVID-19感染者数は87,331人となり、死者数は4,634人と変化はない。
Reporting by David Stanway; Editing by Michael Perry
Our Standards.JPは、COVID-19が中国本土の主要な感染源であることを確認し、中国本土のCOVID-19の感染源について調査することを決定した。 トムソン・ロイター・トラスト・プリンシプル