ORIGINAL ARTICLEStrength development in concrete with wood ash blended cement and use of soft computing models to predict strength parameters
本研究では、おがくずを無秩序に燃焼させて作った木灰(WA)が従来のコンクリートのセメント部分代替としての適性を評価するものである。 鋸屑は木材研磨装置から入手した。 WAの物理的、化学的および鉱物学的特性を示し、分析した。 WAセメントを配合したコンクリートの強度パラメータ(圧縮強度,割裂引張強度,曲げ強度)を評価・検討した. 水セメント比が0.4と0.45の2種類,WAの置換率が5種類(5%,10%,15%,18%,20%)で,両水セメント比のコントロール試験片を含む. 圧縮強度,割裂引張強度および曲げ強度の結果から,コンクリート混合物の強度特性は,木灰含有率の増加とともに僅かに低下したが,後期熟成によって強度が増加することが示された. XRD試験結果およびWAの化学分析から、WAは非晶質シリカを含んでおり、セメント代替材料として使用可能であることが示された。 本研究で得られた結果の分析を通じて、WAはコンクリートの強度特性に悪影響を与えることなく、セメントと混合することができると結論付けられた。 また、新しい統計理論であるサポートベクターマシン(SVM)を用いて、適切なモデルを開発し、強度パラメータを予測した結果、構造工学におけるソフトコンピューティングの応用を提示することに成功した。