致命的な下痢とC.Diffに注意すべき理由はこれだ! – ENCORE Research Group
Clostridium difficile (C. difficile または C. diff) に感染したことがある人に尋ねると、おそらく人生で最悪の経験の1つであったと言うことでしょう。 今までかかった中で最悪のインフルエンザを想像してください。 C. diffは「死に至る下痢」として親しまれており、1日に10~15回の水様性下痢などの症状があり、冗談では済まされません! また、激しい腹痛やけいれん、急速な心拍数、発熱、血便や膿、吐き気、脱水、腎不全など、さまざまな症状を伴うことがあります。 気持ち悪いと思うかもしれませんが、腸内細菌は全く正常で、健康でいるためには良いバランスを保つ必要があります。
C.Diffは感染するのですか?
C.Diffは感染するので、最近抗生物質を服用していなかったとしても、汚染された表面に接触することでC.Diffに感染する可能性は十分にあります。 C. diff 菌の芽胞は、人の糞便、土、水、動物の糞便から発生します。 これらの芽胞は、体外でも数週間から数ヶ月間生存します。
リスクのある人は?
C. diff は、医師や医療施設の訪問、または最近の抗生物質の使用と関連することが最も多くあります。 50歳以上の成人、特に頻繁に医師の診察を受けたり、最近何らかの手術や入院をした人は、リスクが高くなります。
リスクを下げるためにできることは? もう一つの方法は、抗生物質を服用するときはいつでも、毎日プロバイオティクスを摂取することです。 抗生物質を服用すると、悪玉菌が死滅するだけでなく、善玉菌も死滅してしまうため、C.diffが繁殖するチャンスになるからです。 プロバイオティクスを摂取することは、たとえそれが店で買ったヨーグルトであっても、善玉腸内細菌に餌を与え、バランスを整えるのに役立ちます。 手洗いとプロバイオティクスは確かに必要ですが、生命を脅かすこの感染症を防ぐには、まだ十分ではないというのが、研究者たちの意見です。 そのため、私たちはC.diff予防のための新しいワクチンの開発に取り組んでいる、最先端の研究調査に参加しています。 この研究は、最近入院された方、手術を控えている方、医療機関と頻繁に連絡を取っている方など、50歳以上の方を対象としており、ボランティアにご興味のある方は、ぜひご参加ください。 もし、自分が該当するかどうかわからない場合は、当院にお電話いただくか、下記のお住まいの地域から一番近いサイトをクリックして、登録してください。