なぜ糸が切れ続けるのですか?
糸が切れ続けるためにプロジェクトが中断されることほど、いらいらさせられることはありません。 数針縫ったら、また糸が切れて……。
ミシンの針に糸を通し直し、終わった縫い目を外してもう一度やり直すか、時間の無駄ですが、数針だけ返し縫いして糸が切れたところから続けます。 問題は、これでは縫い目がみすぼらしく、プロらしくないことです。 この地獄のような問題を解決するには、どうしたらいいのでしょうか。 それは職業病だと思えばいいのです。 しかし、何針か縫うごとに糸が切れるようなら、間違いなく何かが間違っています。
ミシンの糸が切れやすい最も一般的な理由と、問題を解決するためにできることをご紹介します。
糸通しが正しく行われていない
上糸が切れ続ける場合、上糸の経路を再確認して、ミシンに正しく糸を通したことを確認します。 糸がスプールやミシンの他の部分に引っかかっていないか、糸通し経路の途中で確認してください。 不要な障害物があると、糸がスムーズに移動できず、糸が切れる原因になります。
ボビンの糸通しやボビンハッチの不具合
下糸が切れ続ける場合、ボビンハッチを開けて、糸のスムーズな流れを妨げる糸くずが溜まっていないことを確認します。 糸くずがある場合は、ボビンを取り外し、ブラシで十分に清掃してください。 また、ボビンが正しく巻かれているか、ボビン糸の張力が均一であるかどうかを確認します。
不正なテンション
上糸は、糸通し経路の途中でテンションディスクを通過することになります。 これらのテンションディスクは、縫製する布の種類や使用する糸の太さに応じて、高テンションまたは低テンションに設定することができます。 テンションが高く設定されているのに、太い糸を無理に通そうとすると、ディスクが糸のスムーズな流れを妨げ、糸が切れてしまいます。
Substandard Thread
私たちは皆、ある時期、あるいは他の時期に安い糸を買うことに罪悪感を持ったことがあるのではないでしょうか? 裁縫店に入り、「大安売り」のため、色違いの糸巻きを何本も買ってしまう。 でも実は、安い糸は品質が悪いから安いのであって、低品質の糸は縫っているうちに切れたり、もっと悪いことに、完成した直後に切れたりするものなのです。 良い糸と悪い糸のコスト差を考えると、本当に微々たるものだからです。 良い糸と悪い糸のコスト差を考えると、数セント余分に払って良い糸を買うことは、長い目で見れば十分な価値があるのです。 糸を買うときはケチらないでください。
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