どこで出産できますか?
出産できる場所は、住んでいる場所や、今回の妊娠や過去の妊娠で合併症があったかどうかによって異なります。
- 病院
- 助産師主導の出産施設
- 自宅
助産師がさまざまな選択肢とそれぞれの利点と欠点を説明してくれるので、何がベストか不安にならないよう心がけましょう。 どこで産むかはあなた次第で、あなたの選択をサポートしてくれるはずです。 ただ、あなたの状況によっては、助産師が別の場所を選ぶように助言することもあることを覚えておいてください。
また、家族や友人、あるいは妊婦教室の担当者に話をするのもよいでしょう。
妊娠が進むにつれて、自分のニーズや優先順位が変わってくるかもしれません。 心配しないでください。出産場所については、いつでも変更できます。
バースプランに出産したい場所を入れておくとよいでしょう。 ただ、陣痛はいつも計画通りにいくとは限らないということは覚えておくようにしましょう。 臨機応変に、いつもと違うことができるように準備しておく必要があります。 たとえば、当日に特定の施設が利用できない場合や、合併症が起こる場合もあります。
病院で出産する
病院の陣痛室には医療施設があり、必要な場合は医師がいます。 分娩室や産科病棟と呼ばれることもあります。
産科病棟はすべて異なるので、できれば見学を予約するか、事前に助産師にどんな設備があるか聞いておくとよいでしょう
「病院の見学会に参加しました。 どこに何があるのか、どのように見えるのか、自分の目で確かめることができるので、当日も怖くありません。「
Amy
おそらく、病院で出産することを勧められると思うのですが、どうでしょうか?
- 何らかの病気を持っている
- 緊急帝王切開など、以前の妊娠・出産で問題があった
- 妊娠中に子癇などの合併症を起こした
- 複数の赤ちゃんを妊娠しているか、赤ちゃんが逆子である場合。
早期(37週以前)に陣痛が始まった場合、あなたとあなたの赤ちゃんが必要な専門的治療を受けられるよう入院します。
誘発剤は病院でしか行うことができないため、希望する場合は陣痛室で出産することがベストかもしれません。
助産師主導のバースセンターで出産する
バースセンター(助産師主導のユニット)は、陣痛室よりも家庭的で、医療介入なしの出産に焦点を当てることができます。 病院の産科病棟にある場合もあれば(「在宅」と呼ばれることもある)、地域にある場合もあります(「独立型」「スタンドアロン」と呼ばれることもある)。
助産師主導のユニットはすべて異なるので、できれば見学を予約するか、事前に助産師にどんな施設があるのか聞いておくとよいでしょう。
リスクの低い妊娠で、陣痛中に問題がなければ、選んだバースセンターですべてのケアを受けることができます。
助産師主導のバースセンターで出産する場合、硬膜外麻酔を希望したり合併症がある場合は病院の陣痛室に移動する必要があることを忘れないようにしましょう。 病院に移るのにどのくらい時間がかかるか、どの病院に移るかを調べておくと、決断の助けになるかもしれません。
助産師は、助産師主導のユニットで出産するよう勧めるかもしれません。 これは、
- 病院で出産するよりも、介助出産や会陰切開(会陰部を切ること)、帝王切開などの介入が必要になる可能性が低くなるからです
- 初産であれば、統計的に、バースセンターで出産する方が自宅出産よりも赤ちゃんにとって若干安全です。
自宅出産
自宅出産をする場合、助産師は陣痛が始まったときに自宅に来て、赤ちゃんが生まれるまで一緒にいてくれます。 出産前に2人目の助産師が加わり、さらに手助けをしてくれます。
初めての出産で、リスクが低く合併症のない妊娠の場合は、代わりに助産師主導のユニットでの出産を勧められるかもしれません。 これは、たとえ低リスクの妊娠であっても、自宅出産は、初産であれば、産科病棟や出産センターよりも赤ちゃんにとって統計的にやや安全性が低いからです。
以前に出産経験があり、今回の妊娠が低リスクであれば、自宅出産は一般的に安全で適した選択肢です。 というのも
- 助産師による出産が必要になる可能性が低くなるからです。
- 赤ちゃんが重い病気にかかるリスク(これは非常に低い)は、病院や助産師主導のユニットにいる場合よりも高くありません
- 自宅で過ごす方が快適でリラックスできます
- 他の子供がいる場合は自宅が便利かもしれません
。
自宅出産を選択した場合、硬膜外麻酔を希望する場合や合併症がある場合は、病院の産科病棟に移動する必要があることを覚えておいてください。 転院が必要になった場合、どれくらいの時間がかかるのか、どの病院に転院することになるのかを調べておくと、決断の助けになるかもしれません。
自宅出産の利点と欠点についてもっと知ることができます。